Configurable Productとは
MagentoのConfigurable Productは、色やサイズなどのバリエーションが有る商品に使用します。
色やサイズなどの選択項目は属性として作成する必要があり、またそのどのような商品であるかによって必要な属性が異なるため、例えば鞄であれば鞄用の属性セットを用いてConfigurable Productを構成することになります。
Configurable Productの選択項目が例えばサイズと色だとした場合に、サイズが5種類、色が3色あるとした場合、Configurable Productに紐付けられる商品は3×5の15種類の商品が紐づくことになります。
紐付けられる商品はSimple ProductでもVirtual Productでもよく、またConfigurable Productを構成する手順は、先に紐付けられる要素になる商品を登録してたあとにConfigurable Productの登録作業の中で紐付けを行う形と、Configurable Productを先に作成し、Configurable Productの編集画面の「設定」メニューから紐付ける商品を新規に登録していくこともできます。
紐付けられる商品単体で販売しない場合には、後者の手順のほうがわかりやすく簡単に登録することができます。
なお、Configurable Productに紐付けられた商品が在庫数を管理する商品であった場合、購入の際に選択された結果に相当する商品の在庫がきちんとマイナスされます。また、選択項目はいくらでも増やせるので、ドロップダウンで縦にズラッと長くてわかりにくい選択肢となるようなプラットフォームも見かけますが、きちんと整理された形で選択ができるので、裏側では複雑な動きをしていても、表側ではスッキリと表示させることができます。
Configurable Productはスワッチ画像を使うことができます。
スワッチ画像とは、Configurable Productの商品画像のプレビューを選択結果に相当する商品画像を表示する機能です。形状や色などを選んだ結果をプレビューできるので、興味・関心のある購入者に対し視覚的な訴求力をもたらすことができます。
Configurable Productの例
Configurable Productの登録方法
- 1. 管理画面を開き、「カタログ」-「在庫」-「商品」を開きます。
- 2. 「新規商品の追加」ボタンを押すか、▼アイコンをクリックして開く、「Configurable Product」のメニューをクリックします。
Configurable Productの登録
- 3. 属性セットの選択と必須項目の入力、重さの設定(Simple Productを作成する場合、重さの値入力と重量ありを指定)をします。
- 4. 設定の「設定を作成」を選択します。
Configurable Product 設定の作成
- 5. 対象の属性にチェックを入れ、「次」を選択します。
Configurable Product 属性の選択
- 6. 各属性で利用する値にチェックを入れ、「次」を選択します。
Configurable Product 属性値の選択
- 7. バルクイメージ、価格および数量の設定を行い、「次」を選択します。ここでは、バルクイメージ、価格および数量について、単一値として設定したり、属性ごとにユニークに設定することができます。
例えば、画像については色ごとに設定することが多く、そのような場合、色の属性ごとに画像を設定することができます。
Configurable Product 画像設定
また、価格についてはサイズごとに違う場合や全てのサイズで同じ場合があります。全てのサイズに同じ価格を適用する場合、「単一価格を全てのSKUに適用」を選択することで同一価格に設定することができます。
Configurable Product 価格設定
- 8. 製品作成を選択すると設定した個々のバリエーションの製品が作成されます。
Configurable Product サマリー
- 9. Configurable Productの設定に作成した個々のバリエーション商品が表示されます。
Configurable Product バリエーション一覧
その他必要な項目は商品登録の記事を参照の上で入力し保存します。