Magentoのレポート:マーケティングレポートについて(タイトル)

ECショップのレポートは、オンライン販売のパフォーマンスを分析するための重要なツールです。これには売上高、訪問者数、コンバージョン率、人気商品、ウェブサイトのトラフィックなどのデータが含まれます。レポートは市場のトレンドを理解し、顧客行動を把握するために役立ちます。また、このレポートからマーケティング戦略としても分析することができます。
Magentoでも詳細なレポートを管理画面上から見ることができます。その中でも今回はマーケティングレポートについて紹介します。

Magentoのマーケティングレポート

Magentoのマーケティングレポートは、管理画面から確認することができます。

Magentoのサイトマップ設定を開くには、

管理画面を開き、「レポート」-「マーケティングレポート」を開きます。

各レポート画面では、1ページ内に表示できる件数は20、30、50、100、200件の5つの項目から選択でき、指定された件数が1ページ内に表示されます。

レポート出力はcsvもしくはExcel XMLファイル形式を選択して、ダウンロードすることができます。

Magentoのレポート:マーケティングレポートについて(操作説明1)

例えばマーケティング内の各項目を開いてみると、以下のような形で閲覧することができます。

  • カートに入っている商品
  • 検索語
  • 放棄されたカート
  • ニュースレター問題報告

以下にて各レポートについて説明いたします。

※ 「ビジネスインテリジェンス」は有料オプションのBIツールです。別途契約すると利用可能になります。
URL: https://business.adobe.com/jp/products/magento/business-intelligence.html

カートに入っている商品

現在、カゴの中に入っている商品が一覧で表示されます。

Magentoのレポート:マーケティングレポートについて(操作説明2)

レポート内にある行をクリックすると、各商品ページにリンクされているため、そこから商品の詳細情報を確認することができます。

表示は登録されたID順に表示されるのみで、探したい商品を絞りこむことができないため、もう少し商品を絞ってレポートを見たい場合などは、一度ファイル出力してから確認するとよいでしょう。

検索語レポート

検索欄にて検索された語句を一覧で見ることができます。

Magentoのレポート:マーケティングレポートについて(操作説明3)

検索語句では、商品IDを除く各項目でフィルタをかけて絞りこみ検索をすることができます。また、各項目をクリックすると、昇順、降順でソートをかけることもできます。

各検索語をクリックすると、詳細画面が表示されます。

Magentoのレポート:マーケティングレポートについて(操作説明4)

例えば、全然ショップと関係ない語句がヒットしてしまったり、おすすめキーワードとして表示されたくないときなどは、検索語から削除したり、おすすめに表示しないように設定することもできます。

こうして各検索語としても細かな設定ができるので、ショップに必要な検索語句でサイトに来てもらうこともできるようになるでしょう。

放棄されたカート

カゴに商品が入ったまま、ショップ内からページを離れたことをカゴ落ちと言いますが、このレポートでは、カゴ落ちのことを指します。
このレポートでは、カゴ落ちしたユーザーや商品、個数なども見ることができます。

Magentoのレポート:マーケティングレポートについて(操作説明5)

名前やメールアドレス等は隠していますが、各顧客やメールアドレス、商品の個数などを絞りこみで検索することができます。

詳細をクリックするとお客様のアカウント情報を閲覧することができます。

ニュースレター問題報告

Magentoでは、メールマガジンのような形でニュースレターを配信することができますが、この時に起こったエラー等を確認することができます。
今回のレポ―トでは特に何もなかったため、「問題は見つかりませんでした」という形で表示されました。

Magentoのレポート:マーケティングレポートについて(操作説明6)

エラーがあった際は、IDや購読者、配信日やエラーコードなどから絞りこみで検索、また、ソートで一覧を並び変えて見ることもできます。
ニュースレターでエラーがあった際は、このレポートでチェックしていきましょう。

まとめ

この記事では、Magentoのマーケティングレポートについて解説しました。店舗のマーケティング活動の1ツールとしてぜひ、こちらのレポート機能を活用してみてください。ほかにも注文や配送、返金など様々なレポート出力が可能です。利用方法は先に挙げた例と同様ですので、一通り確認してみると面白くまた充実したデータが確認可能です。Google Analyticsだけでは確認できないレポート出力ができるため、Google Analyticsとの併用をお勧めします。

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