Magentoのマーケティング:メールテンプレートについて(タイトル)
メールテンプレートについて

Magentoではメールの文面や配信方法なども細かく設定することができます。
Magentoでは多くのことについてメール送信が用いられます。購入をした会員様に向けて送信するメールとは別に、購入時に登録を行っていないお客様に送信するメールを分けて設定することができます。
お店を持ち始めた時は、最初から設定されているテンプレートを使う方が多いですが、ブランドの色を出すためにも、メール送信においてもテンプレートを設定するとよいです。
メールのテンプレートを設定し、ブランドらしさを出していきましょう。

メールテンプレートのカスタマイズ

メールテンプレートのカスタマイズ

メールテンプレートのカスタマイズは、以下の手順で行います。

  1.  新規テンプレートの作成
  2.  既存のテンプレートを新規テンプレートに適用
  3.  必要に合わせて微調整

新規テンプレートを作成すると、お客様との取引やアカウントメールとしてやりとりすることができます。

また、メールのテンプレート編集には、本文だけではなく、メールのヘッダーまたはフッダーの設定ができたり、ニュースレターの配信や注文メールごとに編集が可能なので、より細かなメールデザインにすることができます。

メールテンプレートの編集方法

Magentoのメールテンプレート設定を開くには、

管理画面を開き、「マーケティング」-「メールテンプレート」を開きます。

Magentoのマーケティング:メールテンプレートについて(操作説明1)

右上にある「新規テンプレートを作成」をクリックすると、メールテンプレートを編集できる画面に移ります。

Magentoのマーケティング:メールテンプレートについて(操作説明2)

テンプレートを作成する際は、まっさらな状態で表示されます。

今回編集で使用する項目は以下の通りです。

  • テンプレート:ここから編集したいメールのテンプレートを読み込むことができます。
  • テンプレート名:メールテンプレートのリスト上で表示されたときに分かるように名前を設定することができます。
  • テンプレート件名:メールの題名として表示される箇所になります。ヘッダー・フッターについては、そのまま設定なしで大丈夫です。
  • テンプレートコンテンツ:レイアウトやコンテンツの変更を行いたいときはここから入力できます。

1番上にある「テンプレート」を選択すると、各項目からテンプレートを読み込むことができます。

テンプレートの横に選択ボックスが表示され、読み込んだ後に編集することができます。

今回は「新規注文」を例に表示いたします。

Magentoのマーケティング:メールテンプレートについて(操作説明3)

編集時は1から設定することもできますが、もともとのテンプレートを読み込んでから編集する方が時間が短縮されるためおすすめです。

ただし、HTML形式にて編集を行うため、操作や編集が得意でない方は、HTML形式に精通している方の助言のもと編集を行うとよいでしょう。

編集が終わったら、右上にある「テンプレートのプレビュー」で編集したメールを表示することができます。

プレビュー画面はこのように表示されます。

Magentoのマーケティング:メールテンプレートについて(操作説明4)

プレビューで確認して問題がなければ、編集画面の右上にある「テンプレートを保存」を押して完了です。

メールテンプレートの設定画面に戻るとテンプレートが保存されたのが確認できます。

Magentoのマーケティング:メールテンプレートについて(操作説明5)

メールテンプレートの配信設定方法

今回設定したメールのテンプレートを配信できるように設定していきましょう。

Magentoの注文メール配信設定を開くには、

管理画面を開き、「店舗」-「設定」を開きます。

「セールス」-「セールスメール」を開きます。

「注文」の設定から「新規注文確認テンプレート」の箇所を変更して保存してください。

※設定を変更するときは、「システム値を使用」のチェックを外してください。

Magentoのマーケティング:メールテンプレートについて(操作説明6)

設定を保存したら、作成したテンプレート内容でメールの配信がされます。

メールテンプレート設定における注意事項

この設定の注意事項としては、細かな設定ができますが、各配信場所の設定は、設定項目内にそれぞれあるため、変更したテンプレート内容に合わせて設定していく必要があります。

編集はHTML形式で行われるため、操作が苦手な方は、HTMLもしくはMagentoに精通している方にアドバイスをもらいながら作成していくとよいでしょう。

テンプレートとして設定できる項目は以下になります。

  • 支払い失敗
  • 問い合わせ先フォーム
  • パスワードを忘れた場合
  • 新規アカウント作成
  • 新規アカウント設定キー
  • パスワードが含まれない新規アカウント情報
  • パスワードのリマインダー
  • パスワードのリセット
  • 為替更新の警告
  • ニュースレター配信確認
  • ニュースレター購読完了
  • ニュースレター配信解除完了
  • Cronエラーの警告
  • 価格アラート
  • 在庫アラート
  • クレジットメモの更新
  • ゲスト用クレジットメモの更新
  • インボイスの更新
  • ゲスト用インボイスの更新
  • 新規クレジットメモ
  • ゲスト用新規クレジットメモ
  • 新規注文
  • ゲスト用新規注文
  • 発送情報の更新
  • ゲスト用発送情報の更新
  • 友人への商品リンクの送信
  • サイトマップの生成の警告
  • 管理者パスワードを忘れた場合
  • パスワードのリセット
  • 欲しいものリストの共有

(ゲストとは、未ログインのユーザーのこと)

メールの配信に必要な項目のみテンプレートの編集もできますので、お客様にメールを配信したい場合はテンプレートを1つずつ設定していきましょう。

まとめ

まとめ

この記事では、ECサイト構築ツール「Magento」におけるメールテンプレートの作成方法についてご紹介しました。この記事が皆様のお役に立てば幸いです。また、当社Digital-Freeでは、50を超えるMagento(Adobe commerce)によるECサイト構築及びコンサルティング対応実績があります。ご相談やお見積もり、各種提案のご依頼については「お問い合わせ」ボタンよりご連絡ください。

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