サポート期限の延長が発表されたMagento1ですが、これにともないPHP7の対応も行われています。
Magentoのみのサポートが延長されたとしても、動作環境となるOSやPHPが老朽化した場合、実質的にリプレースや他の延命措置を余儀なくされますが、本対応により、最新のPHP、および最新のPHP環境が動作するOSも含めて公式に延長されたと言えます。
ただしMagento本体のみとなるためサードパーティ製のエクステンションやテーマなどが利用されている場合は各製造元のベンダーが正式にサポートすることの確認が必要で、自社でのカスタマイズを行っている場合は、動作確認やコードの確認が必要である点は注意が必要です。
Magento1にはありMagento2にはないエクステンションや機能がまだまだある現状でしたが（もちろんその逆もわずかながらあります）、この本格的なサポート延長の方針に対してのサードパーティベンダーの動くも注視しなければならないと考えています。
またMagento1.9.2以降が対象ですので、それ以前のバージョンを利用されている場合は、1.9.x系のなかで最新版にアップデートしてから適用いただく流れになります。