国内EC市場規模が10兆円(2019年)(参照元:https://www.meti.go.jp/press/2020/07/20200722003/20200722003-1.pdf)を超え、更にコロナによって市場成長が加速しています。ECサイトの数も飛躍的に増加し、個々のECサイトに競争力が訴求される時代になりました。
しかし、競争力を維持/改善することは並大抵のことではなく、膨大な人手やコスト、時間が必要になります。

【ECサイトの重要な主な課題】

  • 検索エンジンからの自然流入数改善(SEO対策)
  • サイト内に到達したユーザーの転換率向上(サイト内顧客体験)

AIマーケティングプラットフォーム「nununi」では、そんな課題を完全自動で解決いたします。通常のMA(マーケティングオートメーション)ツールのように初期導入時や運用時にシナリオを設定したりと、手間のかかる運用もありません。

完全自動マーケティングオートメーション nununi公式サイト

商品理解という、新しいコンセプトが顧客の購買意図発掘を実現

完全自動のSEO/サイト内顧客体験改善方法について深掘りする前に、商品理解についてご紹介します。商品理解をAIに組み込むことで顧客の購買意図を把握し、顧客が欲しい情報を正しく提供できるようになります。

世界には数千、数万以上のマーケティングソリューションがありますが、ほとんどが消費者行動がベース(ユーザーの行動をCookieやIDFA等を活用して追跡すること)です。ユーザーの行動によって得られた情報を基に顧客が欲しいと思われる商品を予測し、レコメンドします。

よくあるシーンとして、あるECサイトでTシャツを見ていると、おすすめの商品としてTシャツがレコメンドされます。
しかしながら、この方法では顧客の購買意図を把握できません。
例えばある顧客が「Tシャツ」「ズボン」「ヘッドフォン」「メガネ」を閲覧したとします。一般的なソリューションでは、個別に閲覧商品に関連する商品をレコメンドします。しかし、その顧客がなぜそれらの商品を買おうと思っているのか、という動機までは把握していません。

そこで、「nununi」は商品理解という手法で購買動機を発掘します。
商品理解とは、商品の特徴を理解することです(図1:商品理解 + 顧客理解)。

図1:商品理解+顧客理解

図1:商品理解 + 顧客理解

そうすると、関連性が無さそうだった4商品に「ランニング」というキーワードが共通していると、AIが「この顧客はランニング用品を探している」と認識し、その購買意図に合った商品をレコメンドできます。おすすめされる商品のカテゴリーには制限はありません(上記の例だと、「ランニング用Tシャツ」や「ランニング用ソックス 」をレコメンドするイメージです。)。

「nununi」では、オンライン上で販売されている商品のタイトルやディスクリプション、画像、外部データからAI(自然言語処理(NLP)や画像認識)が重要なキーワードを抽出し、nununi tag(キーワードの組み合わせ)を生成します。

「nununi tag」を活用することで、完全自動でSEOとサイト内顧客体験を改善することが可能になります。

SEOを自動的に改善させる仕組み(有効なカテゴリー数の最大化と内部リンクの最適化)

図2(nunui導入例)

図2(導入例)

図2(導入例)のように、AIがnununi tag(例:ヴィンテージ バンドtシャツ)を関連性の高いページに自動的に配置し、また、nununi tagの着地ページも自動で生成します。そのため、下記2点によってSEO改善します。

1. 自動生成着地ページ(nununi page)をGoogleにインデックスさせて自然流入数が増加

人手のかかるカテゴリーページ生成を完全自動で実現。人手の運用でカバーできていなかったキーワードによる自然流入を可能にします。

2. 内部リンクを最適化し、サイト全体の自然流入数を改善

サイト内にある商品が細かいカテゴリー(nununi tag)で整理されることで検索エンジン(主にGoogle)にクロールされやすくなり、インデックスされやすくなります。また、リンク先と元の品質も高まるため、検索エンジンから評価され、今以上のSEO効果が見込めます。

実際に「nununi」導入により、1年間で2.24倍、自動で自然流入が増加した事例があります(図3:SEO増加事例)。

図3:SEO増加事例

図3:SEO増加事例

「他律的消費」と「偶発的消費」を誘発する全く新しいオンライン顧客体験

実店舗では「他律的消費」と「偶発的消費」の消費体験が存在します。

他律的消費
効率よく欲しい商品が見つかる
偶発的消費
偶然、欲しい商品に出会う

1. nununi tagによって目的の商品を見つけやすい:「他律的消費」

IKEAを例にすると、顧客は広い店舗の中でも欲しい商品を効率よく発見することができます。それは、きちんと商品が陳列されているため、顧客はマップを見て目的の場所に行って商品を探すことができるからです。</p<

「nununi」の優位性

・nununi tagというマイクロニーズ(細かいニーズ)をベースに商品を探すことができる

従来は、例えば、「レディース」→「トップス」→「Tシャツ」のような広義的なカテゴリーでしか商品を探すことができないため、商品検索が非効率であった。
nununi tagを活用することで「ロゴ Tシャツ」や「かわいい Tシャツ」など、細かいニーズで商品を探す体験を提供できるようになる。

・到達したページに関連性の高いnununi tagが表示されることで、効率的に目的のnununi tagを発見できる

nununi tagを導入しても、効率よく探す仕組みがないと意味がありません。表示されるnununi tagは、ページとの関連性はもちろん、タグのクリック率や転換率等から多角的にリアルタイムに評価されるため、目的のnununi tagが探しやすくなる仕組みになっています。
また、サイト内に表示するだけでなく、サイト内検索のサジェスションや画像レコメンドとしても活用できるため、様々なタッチポイントで目的の商品を探し易くする仕掛けがあります。

2. 偶然、欲しい商品に出会う:偶発的消費

偶発的消費には、顧客の購買意図を鑑みたカテゴリーを跨いだ商品のレコメンドが重要となります。
IKEAを例にすると、子供部屋のショールームがとても良い例となります。
ショールームを訪れた親子が「小学生低学年用の明るくて洋風な部屋」というニーズを持っている場合、そのニーズに当てはまるショールームが展示されていると、「このベッドとこのデスクとこの張り紙の組み合わせが良いな!」という風に、複数の商品をまとめて買うことがあります。
「小学生低学年」「明るい」「洋風」、こんな特徴が共通していて、デザイン的にも親和性の高い商品を組み合わせているからこそ、偶発的消費が生み出されます。

「nununi」の優位性

・nununiも購買意図にあった商品をカテゴリーを跨いでレコメンド

nununi tagに関連する商品はカテゴリーに限定されません。例えば、「かわいい おしゃれ」というnununi tagをクリックすると、そのマイクロニーズに合った「Tシャツ」や「ズボン」、「シューズ」など、関連する商品を全てレコメンドすることができます。

・興味のありそうなキーワードが言語化されていることで、nununi tagのクリックを誘発し偶然の出会いが可能に

nununi tagはインスタグラムのタグのような効果があります。到達したページや商品に関連するキーワードが表示されていることで潜在的に興味のあったキーワードから商品を探す体験を生み出すことができます。

nununiの実力(パフォーマンス)

SEO改善

・サイト全体の自然流入数:2.24倍向上

サイト内顧客体験(nununi tagをクリックした顧客 vs. していない顧客)

  • 離脱率:70%以上減少
  • 滞在時間:4倍増加
  • 転換率(CVR):3倍改善

ほかにも…

自動生成した着地ページやnununi tagをオンライン広告やCRMにも応用できます。

・Facebook DPAのROAS: 3倍改善

キャンペーンに最適なnununi tagを選択すると、選択したnununi tagに紐づく商品だけが並ぶデータフィードを生成し、そのデータフィードを広告に活用。

・Google DSAのROAS:2倍改善

nununi pageをDSAに活用することで、人手でカバーできないキーワードで広告を運用。主にロングテール対策であるため、費用対効果の高い運用が可能。

・メール配信のCTOR:3 ~ 5倍改善

CRM上でタグに反応した顧客を把握。タグによってセグメントを切ることができ、またタグに関連する商品が載ったメールコンテンツを自動で生成するため、セグメント分けやコンテンツ生成の煩わしい作業を自動化。更に、顧客の開封時間を追跡しているため、顧客毎に最適な時間帯に自動でメール配信。

Magentoで「nununi」を活用した、完全自動SEO対策とサイト内顧客体験改善のまとめ

「nununi」は、ECサイト強化に必要だが手が回っていない煩雑な作業をAIで自動化し、勝手に自然流入数と顧客体験を改善してくれる、全く新しいプラットフォームです。
「nununi」用のMagentoエクステンション(Magento2.x対応)をご提供するため、Magentoへの導入はとても簡単。簡単に導入し、完全自動でECサイトを強化しましょう。

「nununi」導入に関するお問い合わせ

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